薬師岳 (2010.7.28〜29)

 

今までどうしても登っておきたいという山は、だいたいほぼ登ってきたと思う。

その中で、残っていたのが黒部五郎岳。
とても美しいカールを持つ山だ。
そのカールが見たくて、今回、夏期休暇を取って行くことにした。

予定では、富山県の折立から薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、
裏銀座を縦走して、高瀬ダム下山の3泊4日コース。

登り口の折立へはアクセスはタクシーか、富山駅から朝5:00、6:10の1日2本のバスのみだ。
その為、27日の東京発夜行バスで富山駅まで行き、6:10のバスに乗る。

初日は、折立から太郎平のテント場にテントを張って、薬師岳を登る予定。

しかし、今年は折立に行く道路が、崩壊して通行できないらしい。
おかげでバスは大きく迂回して、折立に行く。
なんと、所要時間が3時間40分・・・。

折立に着いて、登り始めたが10:20。

折立から太郎平小屋までコースタイムで5時間。
太郎平小屋から薬師岳山頂まで3時間超。

普通に考えれば無理かと思ったが、とりあえず、ピッチあげて登る。
1年ぶりの山で、絶対にきついかなと思っていたが、思ったより楽に感じる。

途中の天気は快晴。このときは先行き良さそうに感じた。
天候が崩れることをまったく予想していなかった。

太郎平には急いだこともあり、3時間で到着。
いいペースで登ったもんだ。

着いてすぐにテントを張り、薬師岳を登るか迷った。
いくら飛ばして早く着いたと言っても、登り始めるには時間的には少し遅い。

天候も下り坂みたいで、夕方になると前日の太郎平への落雷を含めて
ここ2,3日雷が落ちているという。

迷ったけど、薬師岳山頂へ。
やはり、こんな時間から登り始める者は誰もいない。

山頂までは、必要最小限の荷物で行ったお陰で、 1時間半で到着。
途中、小雨がぱらついてきたが、山頂についてしばらくすると少し晴れ間がでた。

満足して、山頂を後にしてテントまで戻る。

テントに戻ると晩飯を作って、翌日の黒部五郎岳の期待を胸に
山では遅めの20時に就寝。

しかし・・・、
0:00頃から、激しい突風と テントにたたき付ける雨音で何度か目を覚ます。
翌日、起きるとやはりまだ突風と雨。

この時は、まだ黒部五郎岳を目指す予定で、テントを撤収して出発。

黒部五郎岳に向かう途中、太郎平小屋で天気予報を聞く。
すると、この2日間はこんな天気だという。

ここで迷った。
途中、特に危険な箇所もなかった為に、 昔なら迷わず向かっただろう。
でも、今回、登頂が目的ではなく、黒部五郎岳の美しいカールを見ながら、カールで
キャンプすることが自分にとっての最大の目的だった。

とても残念だったが、今回は途中下山することにした。
考えてみれば、今まで目的を達成せずに途中下山したことはなかった。

きっと、これもまたいい経験だろう。
そして、強く思った。

「また、絶対に来てやる!」 と。


 

<有峰湖>
<折立登山口。出発。>
<草原と有峰湖>
<草原と有峰湖>
<太郎平小屋へ>
<薬師岳>
<太郎平小屋へ。>
<太郎平小屋へ。>
<太郎平小屋へ。なだらかな道が続く。>
<テント場から薬師岳山頂に行く途中>
<テント場から薬師岳山頂へ>
<テント場から薬師岳山頂へ>
<薬師岳山頂より>
<薬師岳山頂より>
<薬師岳山頂より>

<薬師岳山頂>

<薬師岳山頂からテント場に戻る途中>
<薬師岳山頂からテント場に戻る途中>
<高山植物>
<高山植物>
<高山植物>
<高山植物>
<翌日は雨>
<翌日は雨>
<翌日は雨>
<翌日は雨>
<下山を決意>
<雨の中の太郎平小屋。下山へ>

 

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