剱岳
(2008年8月22日〜25日)


 

剱岳。以前から登ってみたいと思っていた山だ。
昔、百名山登山のガイドブックを読んでいた際に、
「岩の殿堂。日本百名山(※ノーマルな登山ルート)でも、もっとも登山難易度の高い山。」
と紹介されていて、いつかは登ってみたいと思った。
今まで、何度か行く計画は立てたことはあったのだが、実現はしなかった。
そして、今回、大学時代からの登山仲間に声をかけて、ついに行ってきた。

コースとしては、室堂から立山、剱岳を登った後、五色が原を経由して、
黒部湖に下山というのを予定していた。
しかし、天気予報では、初日は天気はいいものの、その後、4,5日悪い天候が続くとのことだった。
実際に、初日は天候がよかったのだが、予報どおり、日付が変わって2日目になったころから、
天候が崩れて、激しい風と雨が襲ってきた。
2日目は強風と雨の中、1日中、テントの中でやり過ごす。
3日目。早朝から相変わらず激しい雨。
今日も無理だろうと思った。そして、剣岳を諦めて、下山しようと一度は決断した。
荷物を全てザックに詰めて、後は雨が小ぶりになったころを見計らって、テントを片付けて、
すばやく撤収するだけだった。 しかし、いざ小ぶりになって撤収という時になり、
これくらいなら剣岳山頂に行ける可能性もあると思い、登頂を試みることにする。
出発前は、カニのタテバイ、ヨコバイと呼ばれる難易度の高い箇所等、 この天候でいけるかを
心配をしていたのだが、 いざ、出発すると天気予報と自分達の予想を裏切り、天候が
回復し、無事登頂してきた。
当初、あきらめていただけに、登頂は喜び倍増して、大満足で下山した。


山は、残された地上の楽園かもしれない。
時には、三途の川かと思うこともあるのだろうけど。